初・体・験☆

MELLOW_MELLOW2006-11-07


今日初めてプロテインを飲んだ。



メロメロさんのプロテインへ対するイメージは、粉っぽくて不味いが栄養補給のの為に仕方無く飲む、と云う様なもので、余り好い印象は持って居なかった。だけれども、最近は周囲の既飲者から、プロテインが不味いのは昔の話で最近の物はかなり旨い、と云う談話も聞いて居る。
味への期待が高まる。







いよいよ初飲の時が近づく。



しかし、此処で焦らずに準備をしなければ為らない。
缶の中の白い粉。ココアが甘く香って居る。
其れを水に溶く。
乳白色の液体、メロメロさんが今からいざ飲まんとするプロテインが出来上がった。







口にする瞬間を控え、私の胸は興奮で高鳴り、身体には震えを覚えた。
思えば、食べた事の無い食品を食べるのなんて、何時振りだろうか。
飽く居た日々が続く毎日、童の頃に覚えた初体験の興奮を、メロメロさんは忘れてしまって居た。
しかし、今又、メロメロさんは童に返ったのだ。



ごくりと一度唾を飲み込んでから、一口。





















無味。













無味である。
メロメロさんが今まで口にしてきた物の中で是程味の無い物は有っただろうか。
香りはココアの其れである。微かに豆乳の匂いが有る気もする。
しかし、味は無い。無味なのだ。













無味無味と書いたが、不味かった訳では無い。
食べ物の味というものは香りや舌触りを含めて感じるもので有るから、味としてはココア風味と云ったところだろうか。
どろりとした見た目だが、意外に喉越しは軽く、あっと云う間に完飲出来た。







ただ、物凄く旨い訳でも無いのだが、かと云って口がひしゃげる程不味い訳では無いので、独り、リアクションに困った事は事実だ。